芳野えーる

梅の出荷準備のお手伝い!!

年間行事

雨天ながら、本日(6月11日)午前中に、以前収穫をした梅のパック詰めのお手伝いをしました!

農家さんの「出荷のお手伝い」を経験することはめったにないので、学生全員とても笑顔で楽しく活動させてもらいました!

作業としては、流れ作業で、以下のような行程で進んでいきます。

〇山積みのパックを仕分ける係

〇パックに梅を詰める係

 ↓

〇梅の重さを調整する係

〇梅のパックをラッピングする係

 ↓

〇梅のパックを段ボールに詰める係

 に分かれて活動をしました。

梅のパックの重さはパッケージを含めて1.05KGを目安に計量器で量りながら作業を行いました。

私は梅の重さを調整する係を担当していました!梅1個の重さがそれぞれ違うので、基準の1.05KGに調整することは難しく感じました。パックの重さの調整をする際、重すぎると思って梅を1個取って計量器に乗せると梅1個分多かったり、少ないと思って1個追加して計量すると2個分少なかったり、最初は全くうまくいきませんでした。(笑)

しかし活動に慣れていくと、重さ1.05KGを連続で出すことができるようになり、梅詰め係と調整係の共同作業で重さ1.05KGを当てるというゲーム感覚で楽しみながら活動していました!!

 今年の梅の収穫量は青梅と南高梅を合わせて約10トンになりました。

寺本さんに今年の梅の出来を伺いました!

寺本さん:今年の出来としてはまずまずかな。大玉でよく成長していた梅もあれば、病気の梅もあったりしたな~。でも来年は今年を超えるようにがんばるよ!

 気合の入った返答をいただき、私自身、来年もお手伝いさせてもらいたいなと感じました!

私たちが収穫した梅は市場に出荷されて競りにかけられて、想像できないくらい広い範囲にいきわたります!青梅は主にカリカリ梅に使われ、南高梅は梅干しや加工されて別の商品になることが多いそうです。

誰が買い取ってどこで販売しているかまではわからないですが、自分たちが詰めた梅が「知らない人を笑顔にしている」、「その人のためになっている」と考えると、なんだかうれしい気持ちになります!!

 農家さんの大変さ、楽しさや、農業のやりがいを身をもって感じることができた活動でした!

作成者:2年 平川雅士