芳野えーる オレンジ色に染まるみかんの里『芳野』

新着情報

”芳野えーる”とは

東海大学経営学部観光ビジネス学科エコツーリズム研究室では、過疎化高齢化といった地域の課題解決のために、2014年から熊本市西区芳野で地域応援プロジェクトをスタートしました。

熊本市西区芳野のみかん畑とそこから見える金峰山

熊本駅からわずか30分のところにある芳野地域は、目の前にみかん畑が広がり遠くには有明海越しに雲仙普賢岳が望めるすばらしいロケーションにあります。しかし、熊本に住んでいても芳野を知っている人は少なく、こんなに素晴らしい場所をもっと多くの人に知ってもらえたらという思いから、初期の学生たちは、課題解決のためのイベント”オレンジカクテルナイト”を提案し、2014年から7年にわたって実施してきました。コロナ禍でなかなか人が集まれない時は、オンラインツアーなども実施しながら地域の魅力発信を行ってきました。

第1回オレンジカクテルナイト
野出峠の茶屋公園で実施された第1回オレンジカクテルナイト2015




地域の皆さんとの絆が深まりました。

7年間続けて見えてきたこと。それは地域の方がより地域振興に積極的に関わっていただくようになったことです。最初は30名程度でスタートしたオレンジカクテルナイトも2019年には160人以上の方に参加していただく一大イベントに成長したこと。この間、様々な取り組みを一緒に行ってきました。

7年間続けて見えてきたこと。それは地域の方がより地域振興に積極的に関わっていただくようになったことです。最初は30名程度でスタートしたオレンジカクテルナイトも2019年には160人以上の方に参加していただく一代イベントに成長したこと。この間、様々な取り組みを一緒に行ってきました。

青年部の皆さんと一緒に宝探しウォークという地域の魅力発見のためのウォーキングプログラムを作ったり、女性の有志の皆さんと地域の郷土食(スローフード)を活用したイベントのお弁当の開発をしたり、地域のパティシエや加工品を作っている女性のグループにご指導いただきながら、地元のみかんをつかったジャムを作ったり、昨年からはビアレストランとコラボしてクラフトビールを作ったり、、。毎年新しいことに挑戦しながら今に至っています。

青年部の皆さんと宝探しウォークのコース検討中
2019年のオレンジカクテルナイトで初めて登場したスローフードランチ



そして第二章へ

2021年10月にオレカクフィナーレを実施し、7年間のオレンジカクテルナイトのイベントに終止符を打ちました。

これまでの地域振興の歩みを振り返り、新たな章をスタートさせる時期だという判断からです。大学の研究室が主体となり、学びの場として支えてくださった芳野の皆さんを今度は、後方から支援することで地域の皆さんが主役となって地域を引っ張っていく時期に来たと思っています。1年間の話し合いを地域の皆さんとも続けてきました。オレンジカクテルナイトのイベントは確かに成果もありましたが、どうしてもみかんの収穫時期と重なることからどうしても参加が難しい人もいます。もっと違う形で芳野を応援する方法はないかと考えている時に、芳野の余ったみかんを使って”クラフトビール”を作ることに挑戦することになりました。2021年のことです。このビールの名前をどうするかといろいろ考えている中で、やはり芳野の応援団としてこれからもずっと芳野の魅力発信ができたらという思いから名前はエールビールのエールと応援する(エール)をかけて”芳野えーる”としました。

そして、今年度(2022年度)からはオレンジカクテルナイトに代わるイベントとして”芳野えーる”として活動することになりました。西区芳野の皆さんと芳野を応援する我々とが一緒になって新たな挑戦をスタートしました。我々の新たな挑戦の詳細は、このホームページ”芳野えーる”の中でご紹介します。


芳野が好き、芳野の人が好き、芳野のファンになったあなたならもう芳野えーるの仲間です。さあ、ご一緒に活動の輪に加わりませんか?皆様のご参加をお待ちしております。

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