芳野えーる

秋に向けて取材!歴史探訪ツアーを準備中!

イベント

 6月8日(日)、芳野地域で開催を予定している秋イベントの準備の一環として、「草枕交流館」を訪問しました。来年2026年は小説草枕でも有名な夏目漱石が熊本を訪れて130周年の記念の年ということで、私達の活動の拠点である芳野の「草枕の道」を歩くツアーを企画中です。
 みかんがたわわに実る秋の一日を、芳野の素晴らしい自然景観と歴史、文化に触れる一日になればと思っています。

 まずは、その夏目漱石と熊本の関わりを知る必要があります。そこで、この日は玉名市にある「草枕交流館」にお邪魔して副館長の森下修さんから夏目漱石と熊本との関わりや小説『草枕』が生まれた背景など直々にお話を伺いました。

 館内では展示資料やパネル、映像を通して夏目漱石の足跡をたどることが出来、漱石がこの地でどのような思いを抱き、どのように作品に反映させたのかを知ることができました。

 文学と地域が深く結びついているということを肌で感じながら、地域の文化的背景に触れる時間となりました。秋のイベントでも、こうした歴史や文学の魅力を参加者に伝えられるようなツアープログラムを考えていけたらと思います。

 この日の学びをもとに、訪れた人たちが地域の魅力を五感で味わえるような体験づくりを目指していきたいです。

作成者:3年 辻田龍太朗