芳野えーる

1泊2日の農泊合宿交流会に参加しました!

イベント

 2月6日から7日にかけて山鹿市で開催された「九州シン農泊合宿交流会」に参加してきました。交流会では、九州各地から集まった方々の農泊に関する取り組みや地域おこし事業の取り組みなどをお聞きしたり、夕食で各地の郷土料理をいただいたりしました。また、これからの農泊や地域づくりについて全員で考える対談も行われました。

 1日目は、九州シン農泊プロモーション映像の視聴から始まり、“ひまわり亭”“リュウキンカの郷”の代表である本田節さんの基調講演や、九州各地で農泊や地域おこしに取り組まれている方々のお話をお聞きしました。
 本田節さんのお話を聞く中で、「農泊のネットワークは災害時に大きく役立つ」というお話がとても印象に残りました。私は今まで農泊についてざっくりとしたことしか知らなかったのですが、そのお話を聞いて農泊事業をすることでその先にどのような影響があるのかということが知れて、村づくり・まちづくりのためだけが農泊ではないのだなと勉強になりました。

 また、九州各地で農泊や地域おこしに取り組まれている方々のお話を聞く中でも、それぞれが特色のある取り組みを実施しており、新たな視点での農泊や地域おこしのあり方を学ぶことができました!

 夕食には、九州各地から集まった郷土料理をいただきました!初めていただくお料理もたくさんあり、どれもとても美味しかったです。また、食事中も参加者の皆さんと会話をする機会があり、各地域のことを知るきっかけにもなりました。

 2日目は雪の影響もあり本来のスケージュールを変更して行われました。午前中のみという短い時間でしたが、農泊の“いまとこれから”について皆で考えたり、里山の将来について参加型対談を行ったりし、充実した時間を過ごすことができました。

 2日目の中で最も印象に残ったお話は、「モノ・文化を充実させることがこれからの里山のモデルとなる」、「親世代と子世代の農に対する価値観の相対化が起こっている」、という内容のお話です。二日間お話を聞く中で、各地での取り組みが全て順調に進んでいることが理想ですが、実際はそうではなく様々な面において課題があるということを知り、地域振興の難しさを感じました。

 2日間を通して、農泊や地域おこしについてたくさん学べたのはもちろんですが、多くの方々と関われたことでより自分の視野を広げられた気がします。私たちは農泊事業者とは異なりますが、今回学んだことは芳野えーるの活動と通ずるものがあると思います。今回学ばせていただいたことは、今後地域の最強応援団「芳野えーる」としての活動に活かしていきたいです!

作成者:1年 池田朱里

注:九州シン農泊合宿交流会は農政局が主催した農泊プロモーションイベントです。
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