芳野えーる

レシピカードを使って芳野の季節の料理に挑戦!第11回「よもぎ団子」

生活

 第11回も前回に引き続き、ひな祭りのお料理特集です!
 今回は、春の訪れを感じる「よもぎ団子」の作り方を紹介します!

材料
■  粉(もち米・うるち米)  各500g 
■ よもぎ         適量
■  お湯(米粉の場合:50℃) 750g
■ 砂糖          60g
■ あんこ         1個あたり30g
■ 塩           25g
■ 白砂糖         適量
■ 重曹          小さじ1
※今回は米粉を使用して作り、よもぎは収穫して冷凍しておいたものを使用しました。また、重曹はよもぎを茹でるときに使用します。

作り方
① 米粉に塩とお湯を加えて、耳たぶくらいの柔らかくなるまでこねます。手が付けられるくらいの温度のお湯を用意し、少しずつ注ぎながらこねていきます。おもちを丸めるときに使用する分のとり粉を少量だけとっておくと後が作りやすいです。

② 耳たぶ程度の硬さになったら、こぶしくらいの大きさにちぎって丸めて、蒸していきます。そして蒸している間にあんこを好きな大きさに丸めておきます。
※鍋で蒸すときに鍋の底に布を敷いておくと団子を取り出しやすいです。
蒸し器:30~40分 圧力鍋:10分

③ 蒸した生地を鉢の中に入れ、砂糖を加えて混ぜます。よもぎの色が全体になじむまで団子をつくのがポイントです。手で触れられるようになったら手でこねていき、生地が手にくっつきにくくなったら完成です。すり鉢や手に生地がくっつきやすいため手水を用意して、適度に使用しながらこねていくとやりやすいです。

④ 生地をのせるためにトレーにとり粉を広げて準備しておきます。手を濡らし、完成した生地を好きな大きさにちぎって丸め、手のひらでつぶして平らな楕円形にします。とり粉を広げたトレーに生地を乗せ、その後にあんこを乗せて、生地を半分に折ってあんこを包みます。中身が出ないように縁を軽く押さえて、形を整えたら完成です!とり粉は生地の表面についてよいですが、あんこと生地の内側にはつかないように注意してください。

 かつて芳野の東門寺地区では2月25日が春祭りで、その時にお団子をたくさん作っていたそうです。地区によって日にちは違いますが、朝早くに起きてお団子をたくさん作り、来た人に配っていたというお話を聞きました。

 今回よもぎ団子を作ってみて、生地の塩味とあんこの甘みのバランスが良くとてもおいしかったです。私は米粉を使ってよもぎ団子を作ったり、蒸し器を使用して作ったりしたことが初めてでした。途中、団子とよもぎを混ぜる作業のときは力を入れなければ混ざらず大変でしたが、こねたり、丸めたりするときは楽しかったです。もちもちとした食感が心地よく、よもぎの色がきれいでもう一度よもぎ団子作りに挑戦してみようと思いました。
 皆さんもぜひ、ひな祭りなどの時に作ってみてください!

作成者:1年 杠真希

よもぎ団子の作り方は、動画でもご覧いただけます。