冬の花火大会に行ってきました!
12月20日芳野地区の地元の方々が集まる東門寺の花火大会に参加してきました。12月の夜ということもありとても寒かったのですが、冬に行われる花火大会は珍しく感じ、この日をとても楽しみにしていました。
会場に到着すると、打ち上げ場所がとても近く、間近で花火を見ることが出来るということに驚きました。地元の花火大会だということもあり大規模なものではないのですが、その分とても近くで見ることが出来、普段見に行く大きな花火大会では見られないような、花火師の方が着火するところまで見ることが出来ました。
最初のほうは直径が少し小さい花火が打ちあがりましたが、会場の視線は一気に上のほうへと。
徐々に花火は大きくなり、連続して変化する花火もあって、色とりどりの打ち上げ花火を見ることが出来て楽しかったです。
私の中で特に印象に残っている花火は、ツリーを描くかのように徐々に上に高くまっすぐ打ち上げられる花火です。ちょうどもう少しでクリスマスということもあり、まるで装飾された光るクリスマスツリーのようでした。外側に散っていく火花がどこか儚くも、綺麗で美しかったです。
最後には連続で花火が上がりクライマックスを迎え、花火大会が終わりました。
冬の花火は寒いぴーんと張り詰めた澄んだ空気の中で暖かさを感じるものでした。真夏の花火とは全く違った趣きがありましたし、花火を見ながら地域の方が用意してくださった唐芋(さつまいも)の天ぷらをいただきましたが、甘くおいしく体も温まりました。
冬のイベントとして地域の方が楽しみにされていて、暗闇の中で花火を見上げ、「わぁーきれい!」などと声をかけながらみんなで夜空を見上げるこのひと時は、まさに師走の忙しさの中でほっとするほのぼのとした時間でした。
来年の冬の花火大会には、あなたも足を運んでみてはいかがでしょうか。
作成者:1年 魚住明加