芳野えーる

4月1日は、野出春日神社の春祭り

年間行事

 2024年4月1日、野出春日神社にて開催された春祭りに参加させていただきました。地域の方々がこの神社を守ってきて今年で500年を迎えます。そんな記念すべき今年も毎年4月1日行われる“春日神社春祭“と呼ばれる春祭りが行われました。

 大麻(おおぬさ)を人や祭壇に向けて振るところから始まりました。そして神主の方が祝詞を上げたあと、“神かぐら”“あげ神楽”を行います。この神楽は秋に行われる春日神社大祭など様々な野出春日神社のお祭りで行われます。

 また、あげ神楽では御幣(ごへい)で参拝者の頭を撫で邪気を払ってくれます。今までは、神楽は芸能として見るものだと思っていましたが、地域の方々にとっては季節ごとに行う大事な神事の一部で生活の中にしっかり根付いているものだと改めて感じました。過疎化や高齢化が進み限界集落となっている地域にとっては、神楽を継承していくことも難しい課題と聞きましたが、地域の宝として今後も残していくべき大事なものであると実感しました。

 芳野えーるとしての新年度初の活動は、この春日神社の春祭りからスタートしました。
神楽の後には御幣で頭を一人ずつ撫でて頂き、身の引き締まる思いで新年度をスタートすることが出来ました。

芳野連合会長(芳野えーる実行委員長)と一緒に春日神社で

野出春日神社は、今年500年祭を迎え、5月12日にはその祝賀神楽も予定されています。まだ神楽を目の前で見たことのない方もぜひこの雰囲気を味わっていただけたらと思います。500年祭の詳細については、こちらの芳野えーるのホームページでもご案内しますのでお近くの方はぜひお出かけください。
芳野は自然景観ももちろんですが、歴史的にも文化的にも魅力がいっぱいです。

作成者:2年 原日菜子