芳野えーる
金峯山神社の春祭り
年間行事
4月15日(火)、金峰山の山頂にある金峯山神社にて、春祭りが執り行われました。春祭りは、五穀豊穣と無病息災を願って毎年行われている伝統行事です。


今回の取材は、東門寺の菅原神社、野出の春日神社に続いて芳野地域で行われている春祭りの最後となる3か所目となりました。金峯山神社は、2016年に発生した熊本地震によって被災し、建て替え工事が進められてきました。拝殿は2021年2月に、そして本殿は今年3月末に完成し、美しく生まれ変わった神社での春祭りとなりました。




今年の春祭りでは、芳野で唯一の女性の舞い手である稲田奈緒子さんが神楽を奉納され、続いて参拝者の頭を撫で、邪気を払う神聖な儀式である御幣の儀式も行われました。
私はこれまで、男性が舞う神楽しか見たことがなかったのですが、稲田さんの舞はとても新鮮で、しなやかさと美しさが際立っており、強く印象に残りました。


続いて、地域の代表者による玉串奉納では、芳野えーるの新連合会長、今村さんによる玉串奉納もありました。祭りの後には、金峯山神社の御朱印もいただきました。自らの足で金峰山を登った先で受け取る御朱印は、達成感とともに、より一層大切なものに感じられるでしょう!
この日は少し肌寒く、まるで季節が冬に戻ってしまったかのような陽気でしたが、無事に春祭りを見届けることができました。いよいよ芳野にも本格的な春の訪れです。今年も芳野の作物がよく育ち、皆さんが健康で元気に過ごせますように。
私たちは今年度も「芳野えーる」の一員として、精一杯活動に取り組んでいきます。
作成者: 4年 村上世夏