芳野えーる
夏休みイベント準備状況報告 その7・瓦絵付け体験
イベント
夏休みキッズパラダイス2025の開催まで2週間を切ってカウントダウンスタート。皆さんもきっと楽しみに待っていてくれると思います。我々スタッフも、みんなワクワクしながら準備中です!


今回は2日目の閉会式前に行うアクティビティ「瓦絵付け体験」についてご紹介します!
この瓦の絵付けでは、熊本地震で崩れてしまった瓦に自由に色や絵を描いて、世界に1つ!自分だけの作品を作る絵付け体験です。過去に起きた出来事や歴史を「見る・知る」だけでなく、「触れて・描く」ことでより身近に感じてもらえる体験になっています。子どもたちの自由な発想が瓦の上でかたちになる瞬間は、まさに創造力の輝く時間です。
また、この「瓦絵付け体験」はただのアート体験ではありません。この体験には「震災を忘れない」というメッセージも込められています。使用するのは、実際に地震によって壊れた本物の熊本城の瓦。作品を通して、被災の記憶や歴史、そして復興への願いを次の世代へとつなげていく――それがこの活動の大きな目的の1つです。瓦を手に取り、じっくりと向き合うことで災害の現実や背景、そこから立ち上がる人々の力強さを感じてもらえるきっかけになればと願っています。


(瓦の写真提供:ヤマガラビレッジ)
今回は、“記憶のカケラ”として大切な何かを伝える「瓦絵付け体験」についてご紹介しました。
このほかにも楽しい体験がもりだくさんの「夏休みキッズパラダイス」で、皆さんの笑顔に会えるのを楽しみにしています!!
作成者:2年 野崎 惟心(アクティビティ担当)