芳野えーる
地域の方々に守り続けられてきた神社と神楽に迫る! Vol.3
年間行事
野出地区にある500年近くの歴史を誇る、野出春日神社。
そしてそこに眠る野出春日神社と大神楽に迫る第3回!
その野出春日神社には大小さまざまな祭事が現存し、
今も地域の方々によって執り行われています。
今回は、その大小様々の中でも最も重要な秋季例大祭を紹介していきます!
左の写真で舞っているのは全12座ある野出春日神社大神楽の六座目「二剣」という、二人の舞手がそれぞれ採物として剣を持って舞う演目です。
野出春日神社大神楽 演目 全12座
一、神かぐら
二、あげ神楽
三、ほう剣
四、しゃかき
五、剣弓(けんきゅう)
六、二剣
七、しで
八、うわや
九、四剣(八剣)
十、歌神楽
十一、国津
十二、地かため
参考:河内町史(昭和62年)
そのうち今回、私たちが見ることができたのは、「剣弓」と「二剣」、「あげ神楽」の三つでした。
「あげ神楽」は、御幣で参加者の頭を撫でてもらい厄を祓うための舞で、外から訪れた私たちも地域の方々に交じって参加してきました。
野出を挙げたお祭り、子供からご老人まで、お祭りに参加し非常に賑わっていました!(続く)