レシピカードを使って芳野の季節料理に挑戦!第1弾は、夏にぴったりの「ゴーヤの天ぷら」と「たたききゅうり」
これまで数年にわたって地域の郷土料理を取材し、食の名人でもある杉本純子さんのお宅にお邪魔して実際に作っていただき郷土料理レシピとして作成してきました。コロナ禍で一時中断はしましたが、先輩たちから毎年継して3年にわたって集めたものを昨年度末にレシピカード第二弾【芳野のおかさんが作る郷土料理レシピ】という形で印刷を完了し、地域の皆さんにも配布させていただきました。
今年度の活動は、料理の作り方を学ぶだけでなくレシピカードを参考に実際に作ってみようと、学生たちが料理に挑戦することにしました。中には料理とはまったく無縁の学生もおりますが、それでもレシピカードを参考に作ってみることにしました。
その実演料理第1回目として5月19日に夏に美味しいゴーヤの天ぷらとたたききゅうりの2品を調理してみました。
以下にその作り方を紹介しておりますので、是非参考にして皆さんも作ってみてください。記事の最後には実際に作った際に作成した動画のリンクも掲載しておりますのでそちらもご覧ください。
では、さっそく第一回目のレシピカード実演をご覧ください。
ゴーヤの苦みが苦手な人でも1つ食べたら止まらない!栄養満点ゴーヤの天ぷらを紹介します。
材料(4人分)
・ゴーヤ 2本
・片栗粉 適量
・カレー粉 適量
・コンソメパウダー 適量
・油
レシピ
1.ゴーヤを縦半分に切る
洗ったゴーヤを縦半分に切ります
2.種とワタを取る
スプーンで種とワタを取り除きます
ゴーヤの苦みが苦手な方はしっかりとワタを取り除くと食べやすくなります
3.ゴーヤを細切りにする
5~7mmほどに切ります
*最後を斜めに切ることで均等に切れて無駄なく使えます。
4.片栗粉と混ぜる
袋にゴーヤを入れ大さじ3杯の片栗粉を入れます
*袋を振って混ぜることで全体に衣が付きやすくなります
5.揚げる準備
フライパンに油を入れて強火で温めるます
*サックっときれいに揚げるには油は多めに使いましょう
6.揚げる
ゴーヤがくっつかないようにスペースに余裕をもって油に投入します
*入れすぎは注意です
7.混ぜる
20秒ほどたったらくっつかないように軽く混ぜます
8.あげる
こんがりと焼き色がついたらしっかり油をきってあげます
9.器に盛りつけてお好みの味に
今回はカレー粉とコンソメパウダーを振りかけました
二品目は、ぽりぽりとした食感がやみつき、お箸が止まらなくなる簡単きゅうり料理「たたききゅうり」を紹介します。
材料(4人分)
・きゅうり 2本
・めんつゆ(白だしでもOK)適量
・鰹節 少々
レシピ
1.きゅうりの端を切る
洗ったきゅうりの両端を切り落とします
2.きゅうりをたたく
袋にきゅうりを入れて麺棒でたたきます
目安は簡単に手で割けられるぐらいです *たたき過ぎには注意!
3.器に盛る
きゅうりの割れ目を食べやすい大きさに手で割きます
4.味付け
めんつゆと鰹節をいれて全体をよく絡めます
*作ってすぐ食べてもおいしいですが、冷蔵庫で1時間ほど冷やし味をなじませてもおいしいです
☆おすすめ☆
唐辛子を入れてピリ辛にしても、塩昆布を入れてもおいしいです。
感想
夏を代表する野菜のひとつでもあるゴーヤは苦みがありちょっと苦手という方もいらっしゃると思いますが、ゴーヤを天ぷらにして食べると苦みが苦手な人でも食べやすくなるのでお勧めです。味付けとしてスパイシーなカレー粉がゴーヤに絶妙に合って1つ食べると手が止まりません。ビールのおつまみとしても最適です。また、コンソメ味はスナック感覚で食べやすくゴーヤが苦手な子供で食べることができます。ゴーヤは、ビタミンやミネラルを中心に多くの栄養素を含んでおり、夏バテ予防にぴったりの野菜ですので、ぜひお宅でもお試しください。
また、きゅうりをたたいて味付けをするだけと、とっても手軽に作ることができるたたききゅうり。味もめんつゆだけなのでさっぱりしていて、ビールやお酒のお供にぴったりの一品です。歯ごたえがよく、ポリポリとした食感でついついお箸が止まらなくなります。アレンジが簡単なため、ちょっとピリ辛にしたり塩こぶ味にしたりと色々な味でお楽しみください。夕食にあと一品と言った時に、大活躍間違いなしです。
今回ご紹介した、2品は暑い季節にぴったりでおいしく、簡単に作れ、栄養満点なのでこの夏の常備食としてお宅でもぜひお試しください。
【動画でも作り方をご紹介】
作成者:2年 飯山瑛梨香