かかしの大集合！みちくさ館でイベント開催

　２０２４年９月２９日に金峰森の駅みちくさ館にて「かかしコンテスト」が開催されました。芳野の地域活性化と芳野の魅力を発信しようという目的で開催された今回のかかしコンテストに応募されたかかしは計２３個で、地域の子供たちや大人たちによって製作された個性あふれるかかしがたくさん登場しました。

　また、今回のイベントの開催を記念して、芳野えーる実行委員会副会長の中根久芳さんのバンドグループやプロアーティスト、秘密のJOKERさんによるコンサートも開かれました。おなじみの曲が演奏されると会場に集まった皆さんも大変盛り上がっていました。

　会場では芳野地域の特産品が販売されおり、芳野えーるのメンバーでもあるぺあぺあの皆さんが作っているパイやゼリーを始め、クレープやフラドポテト、かき氷などイベントにぴったりな食べ物がたくさん並びました。

　イベントの最後にはかかしコンテストの表彰式が行われました。
第一回かかしコンテストの最優秀賞に選ばれたのは、ぺあぺあの藤本美恵さんでした。
優勝おめでとうございます！ こちらがその作品です。本当に生きているみたいですよね。

　最優秀賞を獲得した藤本美恵さんにインタビューをさせていただきました。

Q．最優秀賞が決まった時はどんな気持ちでしたか。
A．私は２、３年に一度自分の畑用にかかしを作っています。イノシシ避けのためにいつも作っている「リアルばあちゃんかかし」をかかしコンテストがあると聞いて、応募してみようと思いました。コンテナに座っているだけで、言わば私の分身のようなかかしだったので、まさか最優秀賞を取れるとは思っていませんでした。びっくりしましたが、嬉しかったです。

Q．今回のかかし作りで苦労した点はありましたか。
A．よくかかしは作っているので、全く難しくはなかったです。作るときのポイントは、断捨離中に見つけた服や農作業中に壊れてしまった長靴などを使っているところです。本来なら捨ててしまうものもかかし用に残して置いたりします。実際に作るときは、藁を束ねて、その上から着なくなったセーターを被せるだけでリアルに近い体を作ることができるので簡単です。

Q．今回初めてかかしコンテストが開催されましたが、今後このコンテストがどうなって欲しいですか。
A．できることなら続けていって欲しいです。実際に参加して、他の参加者のかかしを見ることで「こんな立派なかかしを作るのか」と刺激を貰ったり、出来栄えも素晴らしいものが多かったり、すごく楽しかったです。来年参加するときは、コンテナに座るリアルばあちゃんではなく、しっかりとしたかかしを作って応募したいですね。（笑）コンテストを続けていき、もっとみちくさ館や芳野をPRしていきたいと思いました。

　また、今回のコンテストで応募されたかかしは、みちくさ館周辺の田んぼに設置されるようです。
皆さんも是非見に行ってみてください。芳野の秋の景観を満喫できますよ。

作成者：１年　林田 謙信