「親子Deキャンプ」で学んだ!キャンプの基礎と安全にキャンプを運営する為に、、、。
6月28日・29日、私たち芳野えーるの学生4名は、ヤマガラビレッジ主催の「親子Deキャンプ」にスタッフとして参加しました。このイベントは、キャンプ初心者の親子を対象に、テント設営や野外炊飯などレジャーキャンプの基本を楽しく体験できる内容となっています。私たちは、8月10~11日に実施する「夏休みキッズパラダイス2025」の主催スタッフとして、キャンプの基礎を学ぶ貴重な機会として参加させていただきました。


「親子Deキャンプ」の参加者は8組の親子。ワクワクした表情で会場に集まり、開会式が始まりました。私たち学生は、急遽アイスブレイクを担当することになり、最初は戸惑いましたが、「じゃんけんぽん!」や「足でじゃんけんぽん!」などの簡単なレクリエーションで場を和ませることができました。緊張の中でも、状況に応じて柔軟に対応する力の大切さを実感しました。

その後は、猛暑を考慮して多目的ホールで行われたテント設営体験。初心者向けのテントとはいえ、初めての設営はやはり難しく、私たちも子どもたちの好奇心や元気に応えつつ、安全面に最大限配慮してサポートしました。安全確保と効率的な指導の両立の難しさ、そしてそれを乗り越える達成感を得ることができました。


続いてのプログラムは、火おこしと飯盒炊飯によるアウトドアクッキング。夏休みキッズパラダイスでも実施予定の内容です。親子で協力しながら火を起こし、ご飯を炊き、みんなでカレーを作りました。参加者からは「苦労して作ったカレーは格別!」という声もあり、何かを誰かと一緒に協力して作り上げることの達成感と自分で作った食の喜びを分かち合う時間になりました。私達のキャンプでもぜひ、子供たちと大学生のリーダーが協力してカレーを作り、一緒に食べる喜びを味わってもらえたらと思っています。


夕方には、鬼ごっこや遊具遊び、バドミントンなどを通して、子どもたちとたっぷりふれあいました。ボルダリングや長い滑り台、ジップラインなど、リニューアルされたヤマガラビレッジの遊具に学生たちも夢中になり、遊びを通じて自然と子どもたちとの距離も縮まりました。
夜は、1日を締めくくる焚き火タイム。薪を組んで火をつけると、やさしい炎のゆらめきに大人たちは癒され、子どもたちは焼きマシュマロを楽しみながら、穏やかな時間を過ごしていました。火の扱いには常に注意が必要であることを再確認しながらも、安心して過ごせる夜の時間を一緒に楽しむことができました。


2日目は、家族で協力して挑戦するウォークラリー。私たちも安全確認をしながら同行し、参加者が笑顔で自然と触れ合う様子を見守りました。コマ図を頼りに進む中、家族同士で声をかけ合う姿が印象的で、自然の中での学びと絆の深まりを感じる時間でした。
今回の「親子Deキャンプ」では、初心者の親子に寄り添いながらサポートすることで、キャンプ運営における基礎知識だけでなく、安全確保の大切さ、柔軟な対応力、参加者との信頼関係の築き方など、多くのことを実地で学びました。そして何より、参加者のみなさんの楽しそうな笑顔にたくさんの元気をもらいました。この経験を活かし、「夏休みキッズパラダイス2025」では、より安心・安全で、笑顔あふれるイベントづくりに取り組んでいきます!
作成者:3年 柴田芽依