芳野えーる

「みかんの花ウォーク in 芳野」開催!

イベント

 GW中の五月晴れの憲法記念日、5月3日(金)に今年も新入生を迎えて、甘いみかんの香りが漂う芳野を歩く、「みかんの花ウォーク in芳野」を実地しました。
 お天気がイマイチだったGWの前半がまるで嘘のように、この日はきれいに晴れ上がり、風は爽やかで最高のウォーキング陽気となりました。新入生との親睦を深めるためにグループは、芳野の青年部の皆さん、エコ研メンバーを交えて3班に分かれて歩きながらのおしゃべりも楽しみながら、みかんの花が咲き誇る芳野の道を歩きました。

 野出公民館をスタートして歩き始めると、まず最初に現れるのが春日神社です。春日神社は今年で創建500年を迎えます。5月12日には春日神社500年祭も実施され、野出春日大神楽の奉納もありますので、楽しみです。

 春日神社を通り過ぎると、みかん畑のそばを通り抜けます。みかんの花の甘い香りに包まれました。さらに進むと野出峠の茶屋公園に辿り着きます。野出峠の茶屋公園は、芳野を訪れた際にはぜひ立ち寄って欲しい場所の1つです。この場所から見る有明海越しに沈む夕日は言葉にならないほど美しいもので、2015年から先輩方がここでオレンジカクテルナイトというイベント実施していて、そのイベントを通して多くの方にもここに来ていただきました。

 この公園は、比較的人も少なくていつ来てもゆっくり季節を感じることができます。つい先月までは桜が大変きれいに咲いていました。今はすっかり若葉の季節になってやわらかい緑が優しく、通り抜ける風もさわやかで本当に癒されます。シーズンごとに訪れてあなたの好きな季節と景観を楽しんでください。

 その後、夏目漱石が通ったとされる草枕の道を歩きました。草枕の道は木々に覆われとても涼しい場所や、斜面にある石畳の道や足場の悪い険しい道などがありましたが、みんなでおしゃべりをしながら楽しく歩くことが出来ました。

 お弁当は春の食材を使った美味しい郷土食弁当
 今回もお弁当は、芳野で収穫された食材を使って、パイやゼリーを作っている“であい梨工房ぺあぺあ”の皆さんと芳野キャンディーズの皆さんで作って頂きました。
 芳野のタケノコをもち米と共に炊いたタケノコご飯や、水菜の漬物、デコポン、タケノコの春巻き、タケノコきんぴらなど季節の食材がいっぱいで、どれもとてもおいしかったです。
 この中でも私が特においしいすぎてレシピを知りたいと思ったお料理は、タケノコの硬い部分を炒めて作ったきんぴらです。ぜひ、全世界の人に食べてほしいです。

 童心に戻ってみんなで懐かしい遊びを、、。
食後のアクティビティでは、紙飛行機をどれだけ飛ばせるかをみんなで競ったり、だるまさんが転んだなど懐かしい遊びをしたりしました。紙飛行機は、人によって飛ぶ距離が違うので、折り方や投げ方を工夫しながら飛ばしました。だるまさんが転んだは、小学生ぶりに行ったので、懐かしい気持ちになりました。新入生とも打ち解けてみんなでとても楽しい時間を過ごせたと思います。

 アクティビティが終わった後は、玉名市にある草枕交流館まで歩いて行って夏目漱石が見た「草枕」の原風景をビデオで鑑賞し、夏目漱石についても学ぶことが出来ました。ここにはきっと在学中にまた何回も訪れることになると思います。夏目漱石について知るにはおすすめの場所です。

草枕交流館前で参加者と記念撮影

 今年はフォトコンテストを実施
 今年のみかんの花ウォークでは特別企画で、参加者の方にみかんの花やウォーキングの様子をそれぞれ撮影してもらい、審査員(スタッフ)が“みかんの花部門”と“ウォーク部門”の2つの部門の優勝者を決定する「みかんの花フォトコンテスト」を実施しました。
 優勝者に選ばれた参加者には“であい梨工房ペアペア”の皆さんが作って下さった梨パイと柚子パイのセットをプレゼントしました。

 今年の優勝作品は下の2枚です! 見事優勝したお二人は、おめでとうございます!

みかんの花部門の優勝者:飯山えりかさん
ウォーク部門の優勝者:勝目涼太さん

 フォトコンテストで撮影してもらった写真は、どの写真も芳野の魅力が伝わる素敵なものでした。

 他にも思い出になる写真があるので紹介します!
みかんの花の時期は甘い香りが一面に広がってこの地域が本当に華やぎます。河内晩柑も収穫の時期で実と花が一緒に見られます。この時期はいくつもの柑橘類の花が同時に見られますが、それぞれ少しずつ形状は変わりますが、どれも甘い香りがします。

 

 今年のみかんの花ウォークはお天気にも恵まれて、新入生とも沢山話しが出来て、仲良くなれたのが嬉しかったです。

 秋のみかんの収穫の季節には、「みかんの丘ウォーク」というイベントを行う予定です。みかんがたわわに実る秋のウォーキングイベントは、ミカン狩りも含めて参加いただいた皆さんに芳野の秋を満喫していただけるイベントになるよう、これからしっかり準備をしていきたいと思っています。
 詳細はまたこちらでご紹介します。よろしかったら秋の芳野を一緒に歩いてみませんか?

作成者:2年 赤塚友梨